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六国ガウディ Vol.9

七ツ洞公園パビリオン(北側駐車場)
所在地;水戸市田谷町〜下国井町
設計;デレック・ラブジョイパートナーシップ(イギリス)
高さ;約5.5m(台座を含め約8.7m)
竣工;1996年2月9日
上の写真を見て、公園名とその位置を即座に言い当てられたら、あなたは特級の“六国通”。
七ツ洞公園は、水戸市北西部の水田地帯、田谷町〜下国井町に位置。1987年の“ふるさとの森整備事業”の一環として整備をスタート、1999年に開設されたイギリス式庭園です。現在は約15.8haの敷地面積のうち約8.0haの整備が終了しています。
イギリス式庭園は、自然の地形や草木をそのまま活かして作られるのが特徴。静かにたたずむ大小五つの池とダム、自由に枝を伸ばす木々、それらに寄りそうように曲がりくねった小道は、デート、ハイキングにもってこい。
またイギリス式ということにこだわり、七ツ洞公園内には五つのパビリオンをはじめとして、カスケード、パーゴラなど古いイギリスの遺跡に見られるような形状の建造物が多数点在しています。その一つがご覧のパビリオン。なかなかのガウディでしょう。
建造物も興味深いものなら、それらを飾る数々のオブジェや装飾物も見事です。さらに最下流付近には、イギリス伝統の造園技法によりレンガと生垣に囲まれた“秘密の花苑”もすばらしい。四季折々、約100種類、3600本の植物が咲き誇ります。
春先に訪れた際には、静けさの中、ゆったりと水面に集う水鳥たちでいっぱい。偶然にも、渓流の宝石と称される青く輝くカワセミにも出会うことができました。水戸市内でカワセミに遭遇するとは……。
七ツ洞公園は、まさに自然と人間力の文化的調和の賜物というべき、知る人ぞ知る六国の名園。澄んだ空気とマイナスイオンをめいっぱい堪能したいみなさんには、この初夏、大推薦のやすらぎゾーンです。
ちなみに、七ツ洞の由来は、下流のダムD付近にある権現山横穴群(奈良時代に多く見られた横穴式古墳の一つ)の洞が七つあったことからとのこと。
| Vol.9 七ツ洞公園パビリオン(北側駐車場) |
| Vol.8 茨城県立水戸商業高等学校旧本館玄関 |
| Vol.7 水戸の偕楽園好文亭 |
| Vol.6 那珂湊反射炉模型 |
| Vol.5 水戸市三の丸 獅子石像 |
| Vol.4 水戸市低区配水塔 |
| Vol.3 獅子石像、ホルスタイン、御神白馬 |
| Vol.2 水戸芸術館アートタワー |
| Vol.1 ダイダラボウ |







